そもそもギターってどんな楽器?


ギターは世界中で愛されている最もポピュラーな楽器の一つです。
そして様々なバリエーションと演奏方法があります。

教室で問い合わせのある楽器と音楽スタイル、演奏法を解説します。

スペイン系 クラシック・ギター(ガット・ギター)、フラメンコ・ギター、スパニッシュ・ギター

Jose Ramirezのギター


★クラシック・ギター(ガット・ギター)

電気を使わない生楽器です。弦はナイロン弦(以前はガット弦)と鉄弦を使用します。右手の指でつま弾いて演奏します。音色は甘く柔らかで、繊細な弾き方により音色に変化がつけられるのがこの楽器の特徴です。スペインものを中心に様々なジャンルのレパートリーがあり、最も伝統的なメソッドで楽器に親しむことができます。ネックとボディのジョイントは12フレット。仕様によるバリエーションがほとんど無いので、クラシック・ギターと呼ばれる以外はメーカー名や製作家の名前で楽器を区別します。

☆この楽器が使われる用途

クラシック・ギター独奏曲、
禁じられた遊び、アルハンブラの思い出、魔笛の主題による変奏曲、バッハの編曲ものなど)
ラテン歌謡、ボサ・ノバ、フォルクローレ、演歌などの歌伴奏等

★フラメンコ・ギター

基本的にはクラシックギターと変わりませんが、フラメンコならではのかき鳴らし奏法やギターを叩くゴルペ奏法に耐えるためのゴルペ板がギター表面に貼られているのが見た目一番の特徴です。音色はクラシック・ギターよりも枯れた感じ、キレの良い音。

☆この楽器が使われる用途

フラメンコ・ギター独奏、フラメンコ歌(カンテ)・踊り(バイレ)伴奏、ラテンPOPS等

★スパニッシュ・ギター →guitarra espan~ola

このような名前のギターは存在しません。しかし少なくともご当地スペインの一般人はこの言葉を聞いたとき、クラシック・ギター、フラメンコ・ギターとして認識しますし、我々もそう考えたほうが良いと思います。また、これらのギターで弾かれる音楽と解釈される場合もありますね。
荒井貿易ホームページへ(クラシックギターを扱う大手代理店)


アメリカ系1
(アコースティック・ギター)
アコースティック・ギター(アコギ)、フォーク・ギター
Martin社の代表的なアコースティック・ギター
アコースティック・ギター、フォーク・ギター

鉄(スチール)弦を使用した生楽器を総称してこのように呼びます。ネックとボディのジョイントが14フレットであるのが特徴です。

写真のD-28、ハミングバード、J-45のようなタイプのギターはドレッドノートと呼ばれる最もポピュラーな形をしたギターです。サイズが大抵の日本人には大きく、座って弾くのにはあまり向きません。立奏して弾く機会が多い楽器です。

写真のOOO-28ECBのタイプは最近注目されているオーディトリアムと呼ばれるタイプです(トリプル・オーとも呼ばれる)。サイズがドレッドノートよりも小さく、ボディにくびれがあるのでクラシック・ギターの様に座って弾くことも容易です。弦長もドレッドノートより短いので、手に良く馴染み特に女性におすすめです。

立奏の場合はストラップと呼ばれる肩掛けを使用します。

基本的にはピックを使って弾きます。楽曲によってはスリー・フィンガーと呼ばれるつま弾きもします。

音はスチール弦特有のシャキっとした音。この種の楽器は登場時期から音量志向が強く、同じ生楽器でもクラシック・ギターほどの音色の変化はありません。

左の2社のほか、日本の楽器メーカーもクオリティの高い楽器を市場に送り出しています。



☆これらの楽器が使われる用途

POPS、ロック、ブルース、ジャズ、カントリー、フォーク・ソングなど楽曲内でのアンサンブル楽器として用いられる。

曲サンプル (mp3 1.2MB)

D-28

OOO-28ECB
Gibson社の代表的なアコースティック・ギター
ハミングバード

J-45
Martin社日本代理店サイトへ
Gibson社日本代理店サイトへ


アメリカ系2(エレクトリック・ギター) エレキ・ギター、エレキ・ベース、セミ・アコースティック・ギター(セミアコ)、フル・アコースティック・ギター(フルアコ)
Fender社の代表的なエレキ・ギター
エレキ・ギター

この欄にある全てのギターを日本では総称して「エレキ・ギター」と呼びます。弦は鉄(スチール)弦を使用します。ピック・アップと呼ばれるマイクが仕込まれていて、音を拡声するアンプにつないで使います。演奏は大抵ピックを使いますが、まれに指でつま弾いて弾くこともあります。

★エレキ・ベース
このカテゴリーには低音部を担当するベース・ギターも入ってきます。大抵はギターから2本弦をマイナスして、1オークターブ下に調律された4弦仕様です。つま弾いて弾かれる事がほとんどですが、ロックなどのジャンルによってはピックを使ったり、スラップという弦を叩いたり引っ張ったりする奏法で弾かれます。

エレキ・ギターはストラップと呼ばれる肩掛けを着用し、最低限の機材として、拡声用のアンプと接続するケーブル(シールド)が必要になります。生音は非常に小さいです。

基本的にはスチール弦特有のシャキっとした音色です。これらのギターは全て電気信号で出力されるので、様々な音響機器に接続して音を容易に加工することができ、原音とは全く異なる音を作り出すことができます。

実質左の2社がエレキ・ギターの歴史を築いてきました。現在は多くのメーカーが様々なモデルを市場に送り出しています。

☆これらの楽器が使われる用途

POPS、ロック、ブルース、ジャズ、フュージョン、カントリー、パンク、ヘビー・メタルなど楽曲内でのアンサンブル楽器として用いられる。

    

ストラトキャスター

テレキャスター

ジャズ・ベース
Gibson社の代表的なエレキギター

レス・ポール

SG

ES-335

Fender社日本代理店サイトへ

Gibson社日本代理店サイトへ

以上様々なギターを紹介してきましたが、基本的には同じギターなので正しい演奏法を習得できれば
楽器を持ち替えても同様に楽しむことができます。望みのギターはどれでしたか?

こちらおすすめCDもあわせて是非参考にして下さい。


当教室では、ギター演奏と製作理論に明るい講師が専任で指導を行います。
ソフトとハードの面から最も理想的な形でギターを勉強することができます。

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